高麗人参の産地(日本)

日本では江戸時代から高麗人参を栽培するようになり、現在でも第三の産地として韓国や中国に次ぐ生産量となっています。 日本国内の産地についても取り上げます。

高麗人参は、日本では「オタネニンジン」の名前で親しまれています。

江戸時代に将軍主導で栽培を試み、初めて高麗人参の種が取れるまでに育てた実績を持っています。 現在では、長野県上田市、福島県会津若松市、島根県大根島の3か所が高麗人参の産地です。

幕末にも高麗人参の生産をしていた島根県では、高麗人参を作っていることを知られないために、島の名前まで人参島ではなく「大根島」とするほど、貴重なものとして扱われていました。

現在は、国内における年間生産量の90%程度は輸出しているので、国産の高麗人参を利用する機会は少ないと言って良いでしょう。

長野県で生産している高麗人参は、別名「信州人参」と呼ばれており、冷涼な気候の中で栽培しています。

国内生産の70%程度は長野県上田産の高麗人参です。 福島県も平均気温が低めに推移し、江戸時代から培った技術で、高麗人参を生産しています。

国内生産量の約20%が会津産です。 そして、国内生産の8%程度が、島根県大根島産の高麗人参です。

火山灰質の土でミネラル含有量が多いことから、高麗人参に十分な栄養を与えられる肥沃な土地に恵まれています。

現在の日本では、以上の3か所のみが高麗人参の産地となっています。 古くから伝承される栽培技術をさらに進化させながら、良質の高麗人参生産が行われています。

ただし、韓国や中国と比較して、年間生産量が限定的であることや、ほとんどが輸出されていることから、日本国内の流通量が少なく、入手したくても高値で取引されているのが現状でしょう。

品質管理などについて日本では厳しい規制を設けていますので、安全性を含めて検討するなら、納得できる価格だと考えて構いません。 水参(生高麗人参)を使用したいと思っている方には、より新鮮な状態で入手できる国内産の高麗人参は魅力的な存在となるでしょう。

参考サイト:国内高麗人参有数の産地 大根島について
http://k-3104.eco.to/ko3.html